ノートパソコンで「電源自体が入らない」場合、先ずは“放電”を試してみて下さい。
近年のノートパソコンは、薄型、小型が進み、それに伴って少しの異常電荷(静電気、過剰電荷)によって不具合につながる傾向があります。そこで有効な手段となってくるのが“放電”による“リセット”となります。
今回はその“放電”の手順をご紹介します。
放電手順
※今回は、パソコンからバッテリーを簡単に取り外せる機種でご紹介します。
ノートパソコンの機種によってはバッテリーを外すのに分解が必要となり、細心の注意を払って分解しないとコネクタ、ケーブル等を損傷させてしまう為、無理に分解をせずに当店までご相談下さい。
① 体に溜まった静電気でパソコンをショートさせない為に、放電作業の前に近くにある机や棚等の金属部分に数秒間手を触れて静電気を逃がす
② パソコンをシャットダウンした後に、ACアダプターを抜きUSBメモリやマウスなどの周辺機器を取り外す
③ パソコン本体を裏返し、バッテリーの安全ロックを解除する
④ バッテリーを外側に向かってスライドして取り外す
⑤ ACアダプター、バッテリーが外れている事を確認し、電源ボタンを5~10秒程長押しする
⑥ ACアダプター、バッテリーを外したまま5分~10分程パソコンを放置する
以上で放電作業が完了しました❗
後はバッテリーを取り付け後にACアダプターを挿して、電源が入るか確認します。
放電作業によって電源が入れば、そのまま起動させ、不具合に備えてバックアップを取りましょう。
ノートパソコンの電源が入らない原因は様々で、放電で改善しなければパーツ故障の可能性があり、詳細診断が必要となります。
「パソコンの電源が入らない」でお困りでしたら、お気軽にご相談下さい❗