メモリメーカーが製造している製品について

メモリメーカーが製造している製品について下記にまとめました。

※会社設立順でご紹介します。

各社販売している製品対応表

① CFD(シーエフデー)

PCパーツを幅広く製造、販売をしており、自社製品と他社とのタイアップ品がある。
メモリの自社製品として、CFD Gamingメモリ“CX1”やハイエンドモデルの”HX1″を製造していている。他にもブランドのひとつに“玄人志向”があり、グラフィックボードや電源ユニット、HDDケースなど様々なPCパーツを販売している。
他社とのタイアップでは、選定条件として、動作の安定性や供給面がしっかりしている事を重視しており、メモリではCrucial、SSDではCrucialとWesternDigitalを採用している。
製品採用前に名古屋本社と東京事業所で検証を行っており、検証は数週間におよぶベンチマークで負荷テストを実施している。


② Crucial(クルーシャル)

パソコンを動かす上で重要なメモリとストレージを中心に開発、製造している。
ゲーミングメモリでは、ローエンドの”Ballistix”、ハイスペックモデルの”Ballistix MAX”、ハイエンドモデルの“Ballistix Elite”がある。
オーバークロックの世界大会で新記録を出した際に、「Ballistix Elite DDR4-4000」が使用され、性能と品質が高い事が分かる。メモリとSSDのみを製造しており、メモリ、SSDの専門性が高い為、どのシリーズも安心して使用する事が出来るメーカー。


③ Kingston(キングストン)

メモリは一般用からゲーミングメモリ、サーバー用まで一通りあり、SSDやUSBメモリなど幅広く製造している。
ゲーミングデバイスのHyper Xブランドがあり、専用のページも用意されいていて、キーボードやマウスなどのゲームを快適にする為の周辺機器が充実している。
Hyper Xブランドのメモリには、ハイエンドモデルの“Predator”、オーバークロックモデルの“FURY”、ノートPC用の“Impact”がある。
“Predator”と“FURY”にはLEDなしとLED付きのRGBモデルが用意されている。


④ Transcend(トランセンド)

メモリは一般用とサーバー用を製造しているが、ヒートシンク付きメモリやゲーミングメモリは製造していない。
ドライブレコーダーや音楽プレイヤーなど、PCパーツ以外の製品も製造しており、Transcendが出している製品は2,000種類以上ある。
また、軍事用途に使用されるフラッシュ製品やDRAMモジュールを製造しており、粉塵や湿気などから保護する為に、絶縁保護コーティングを行っている。


⑤ G.Skill(ジースキル)

メーカーページのトップ画面にメモリが大きく載っており、メモリに力を入れている事が分かる。
メモリのブランドとして、迷彩柄が特徴の“Sniper X”や装飾メモリ、LED付きの“Trident”シリーズがあり、装飾されたメモリはG.Skillの特徴と言える。
オーバークロックのイベントを行っていて、メモリの性能・品質が高い事をアピールしている。
他にも、マウスやキーボードなどの製品の多くにLEDが付いている。
また、PCケースや電源ユニットを製造しており、パソコン内部を見やすくしたPCケースと装飾メモリやLEDで光る製品を合わせて、“見せPC”を作る事が出来る。


⑥ CORSAIR(コルセア)

ゲーミングデバイスが充実しており、高性能、耐久性、快適さ、カスタマイズ性を重要視している。
メモリブランドは、ハイエンドモデルの”Dominator Platinum”、オーバークロックに特化した“Vengeance Pro”、価格を抑えた”Vengeance”がある。
周辺機器にもこだわりを持っていて、キーボードでは心地よいキータッチと耐久性が高い。
マウスはクリック感や、グリップ部分を交換できるカスタマイズ性がある。
ヘッドセットは長時間装着しても快適に使えるように着脱テストを繰り返しており、快適にゲームをする為の製品作りに力を入れている。


⑦ Silicon Power(シリコンパワー)

メモリおよびストレージ製品を中心に製造している。
メモリではゲーミングPC向けとしてXPOWERブランドがあり、ヒートシンクとLED付きの“Turbine RGB”、ヒートシンクの”Turbine”、ヒートシンクなしの“Air Cool”を用意している。
高品質でデザイン設計にこだわっている為、特にUSBメモリの種類が多く、シンプルな物から個性的な物まで様々なデザインがあり、日本ではグッドデザイン賞を取っている。


以上、メモリメーカーが製造している製品についてご紹介しました。
各社力を入れている製品が異なり、自身の用途、好みに合あったメーカーを選びましょう。