【故障】不良セクタがある状態のHDDクローン

当記事の情報が古くなったので、2019年3月21日に再投稿しました!
⇒不良セクタのあるHDDクローン【2019年版】

 

 

↓↓↓ 以下、元記事

今回の故障は少々やっかいな状態のパソコン修理を行いました。

「動きが遅くなった&止まったりする」との事でしたので、HDDの検査をしたところ”代替処理保留中のセクタ”がカウントされていましたので、不具合の原因はHDDの故障(壊れ始め)でした。

故障の程度としては軽微でしたので、サクッと無理やりクローンを作ってついでにSSDに交換だ!と思ったのですが、そこからちょっとだけ苦労したので、経緯と流れを。

※この記事を参考にする場合は自己責任でお願いします。

 

①HDDの検査

詳細テストできればなんでもいいです。
ソフト:CrystalDiskInfo

結果:注意(代替処理保留中のセクタ=1)

 

②新しいSSDに交換してWindows再インストールだ!

・・・・と思ったのですが、環境再現が大変なのでクローン作ることに。
※バックアップはしっかり取りましょう!

不良セクタが発生したHDDはWDの320GB(よく壊れる)
新しいSSDはSAMSUNGの240GB(850EVO)

 

③不良セクタがあるHDDはクローンを作れない問題

通常は出来ない!と言われますが、そんな事もなく、不良セクタの種類によっては出来るときもあるので、取り合えずやる。

⇒パーティション丸ごとバックアップ⇒エラーで不可
ソフト:EaseUS Todo Backupのフルバックアップ

⇒クローンソフト⇒エラーで不可
ソフト:EaseUS Todo Backupのクローン

⇒システムイメージの作成⇒エラーで不可
ソフト:Windows標準システムイメージ

⇒念のためもう一度システムイメージの作成⇒違うエラーで不可(⁉⁉⁉)
ソフト:Windows標準システムイメージ

⇒HDDドッキングステーションで無理やりクローン⇒エラーで不可
ソフト:玄人志向のドッキングステーション

⇒不良セクタを無視するクローンソフト⇒エラーで不可(⁉⁉⁉)
ソフト:Acronis True Image WD Editionのクローン

⇒不良セクタを無視してパーティション(フル)バックアップ⇒エラーが出たけど無視して続行!
ソフト:Acronis True Image WD Editionのフルバックアップ

 

④一時的に健康なHDD(HGST 500G)に復元させて読み込ませる

ソフト:Acronis True Image WD Editionの復元

恐る恐る電源ボタンを押して起動を確認!

 

⑤綺麗な状態のシステムイメージが欲しい

もう一度システムイメージを作成する
ソフト:Windows標準システムイメージ

 

⑥新しいSSDにシステムイメージを復元

 

ソフト:Windows標準システム修復から復元

エラーで進まない

 

⑦Win標準のシステムイメージは元より小さい容量へは復元できない問題

つまり元のHDD320GB⇒新しいSSD240GBへの復元はできない(失念)ので、元のHDDを240GB以下のパーティションに変更して、再度システムイメージを作成する必要があったのです。
ソフト:EaseUS Partition Master 、Windows標準システムイメージ

⑧今度こそSSDに復元!
ソフト:Windows標準システム修復から復元

やっと完成です。。。。。

 

⑨まとめ

不良セクタ確認⇒無理くりクローンを作ってみる⇒ついでにSSDに換装へ⇒エラー×6⇒なんとかフルバックアップ⇒一時的にHDDに復元⇒システムイメージ作成⇒SSDへの復元エラー⇒パーティションサイズ変更⇒再度システムイメージ作成⇒SSDへ復元完成!

 

こんな感じで、やっかいな状態のHDDでもクローン(復元)ができることがあります。

 

 

当記事の情報が古くなったので、2019年3月21日に再投稿しました!
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⇒不良セクタのあるHDDクローン【2019年版】