パソコンの熱が気になる季節に入りました。
気温が高くなると、「パソコンが熱い」というお問い合わせが増えます。
パソコンの熱自体は問題ありませんが、効率よく排熱することが大切です。
うまく排熱ができないと、パソコンの“電源が突然落ちる”不具合や、“パーツ故障”の原因になります。
熱暴走になりやすい例
吸気口、排気口を塞いでしまうと、うまく排熱できずに温度が上昇して、パソコンが“熱暴走”します。
Fanの排熱だけでは不十分なのか❓
気温が高い日はFanだけでは排熱が間に合わないため、熱暴走を起こしやすいので、対策が必要です。
パソコンの種類別に簡単にできる対策をご紹介します。
ノートパソコンの場合
PCスタンド
机との隙間を開けて効率よく吸気をさせます。
涼しい風を吸気させるため部屋も涼しくしましょう。
冷却Fan付きのスタンド
スタンドにFanが付いているので冷却効果が高く、排熱の補助として最適です。
価格は通販にて2000円前後で販売されています。
デスクトップの場合
冷却効果の高い水冷Fanへの交換を検討
すぐにできる対策として、“設置場所”と“クリーニング”が大切です。
設置場所
壁面にぴったりつけていると、背面から排熱された空気が戻ってしまいます。
背面スペースを10cm以上は確保してしっかり排熱させましょう。
クリーニング
ケース内に埃が溜まってしまうと排熱の妨げになるため、エアーダスターなどでクリーニングする。
一体型の場合
メモリの外蓋や、背面パネルを開けたままにすると、設計通りの排熱ができないため、お勧めしません。
部屋を涼しくして、扇風機で直接風を当ててあげることが望ましいです。
以上、簡単にできる熱暴走対策です。
ぜひ、お試し下さい。
「電源が落ちる」、「フリーズする」場合は熱暴走の可能性があります。
お悩みの方は、お気軽にご相談ください❗❗